今回は上記のような悩みを解決していきます。
この記事の内容
・そもそもリスティング広告ってなに?
・初心者にオススメな広告運用の勉強方法3つ
【業務で学ぶ3つの方法】
【オススメの3つの本】
【オススメの3つのサイト】
この記事を読むことで、初心者がリスティング広告を運用する上で必要最低限のスキルを勉強する方法を身に着けることができます。
リスティング広告運用をするなら必ず成果を求められます。
紹介しているリスティング広告運用の勉強方法を実践すれば、広告の成果を高め、上司から褒められたり、自社の売り上げが向上するでしょう。
もくじ
そもそもリスティング広告とは
「そもそもリスティング広告ってなに?」
という疑問にお答えします。
リスティング広告とは、Googleなどで検索された語句に対して表示される広告の事を指します。
自然検索と呼ばれる記事の上や下に表示される広告であり、1クリックごとに費用がかかる広告です。
そのため、リスティング広告はPPC(Pay Per Click)広告と呼ばれています。または、クリック課金型広告とも呼ばれます。
1クリックごとの広告費用はキーワードごとに異なり、1クリック数十円~数千円と、業種や競合の多さなどで幅広く異なります。
また、出稿は予算が1000円などの少額から出稿することも可能なのも特徴で、大手企業はもちろん、広告予算の少ない中小企業にも適している広告と言えます。
リスティング広告運用の3つの勉強方法
それでは、リスティング広告運用の勉強方法について紹介していきます。
現役のWebマーケティング勤務の広告運用者として、オススメの勉強法をまとめました。
オススメの勉強方法は下記の3つです。
リスティング広告運用の3つの勉強方法
1.業務から学ぶ
2.サイトから学ぶ
3.本から学ぶ
それでは、順番に説明していきます。
リスティング広告運用を業務で勉強する3つの方法
まず初めに、リスティング広告運用を普段の業務から勉強する方法を説明していきます。
「え?業務から勉強できるの?」
実は、あなたの普段の仕事中にも学習する方法があります。
業務から学ぶ方法は下記の3つです。
・アカウントの変更履歴を記録する
・他のアカウントを見る
・仮説思考を習慣化する
アカウントの変更履歴を記録する
自分が広告運用を担当しているアカウントの施策を記録する習慣をつけましょう。
たとえば、キーワードの単価調整をした記録や、ユーザー属性などの変更などを変更した場合は記録します。
そうすることで、CPAが改善したり、悪化したりした場合にその施策の答え合わせをすることができるようになります。
その経験はあなた自身の知見、ノウハウとして蓄積していきます。
広告運用を勉強する第一歩として、担当しているアカウントの変更履歴を記録する習慣化しましょう。
他のアカウントを見る
広告運用を勉強する際には、自分が担当しているアカウントとは別のアカウントをチェックしてみましょう。
他のアカウントを見ることによって、アカウントの設定、ターゲット属性の設定などを確認することができます。
その結果、様々なアカウントの共通点が見えてきたり、違う点が見えてきたりと、アカウントを徐々に理解できるようになります。
ネットや本で学習した知識と実際のアカウントを照らし合わせてみることで、さらに理解を深めることができるようになります。
仮説思考を意識する
リスティング広告はもちろん、マーケティングでは仮説思考がとても大切であるとよく言われています。
ちなみに、仮説思考とは下記のような思考のことを言います。
"仮説思考とは、限られた情報から最も可能性の高い結論を「仮の結論=仮説」として設定し、その仮説に基づいて仮説の実行、検証、修正を行っていく思考法です。"
参照:https://www.movin.co.jp/consul/consul_think/kasetsu.html
簡単に言うと、仮説を立ててから動き、あとからそれを検証するという事です。
例えば、CPAが悪化してしまったしましょう。
その際に、アカウントを漠然と眺めていては膨大な時間を無駄にしてしまいます。
アカウントを見る前に、「CVRが下がったのは、新規入稿した広告のせいだ」などと仮説を立ててからデータを確認します。
その結果、仮説が正しければ、新規入稿した広告の改善や停止を検討し、仮説が間違っていれば、「CVRが下がったのは、新規入稿した広告のせいだ」というのは違うという事実を確認することができ、他に見るべきデータを絞り込むことができます。
この「仮説思考」は上記のように業務効率の向上の他に、リスティングのデータだけで見ることのできないユーザーの考えや行動の背景までも仮説が立てられるようになります。
リスティング広告運用の勉強におすすめの3つのサイト
次は、リスティング広告運用を勉強する際におすすめのサイトを3つご紹介します。
会社のウェブマーケティング担当者は必見の厳選3サイトは下記の通りです。
リスティング広告運用の勉強におすすめの3つのサイト
・LISKUL
・web担当
・ferret
上記のサイトはWEBマーケッターは必ずと言って確認すべきサイトになります。
リスティング業界は移り変わりの激しい業界なので日々の情報収集は必須であることは間違いありません。
Google広告やYahooアドワーズでも、
「あれ?この機能が使えなくなって、なんかよくわからない機能が追加されてる、、」
なんてことも日常茶飯事です。
上記のサイトはチェックして、リスティング広告運用を勉強するということも習慣づけできると良いでしょう。
LISKUL
LISKULはリスティング広告代理店が運用するメディであるため、リスティング広告運用を勉強するには一押しのサイトになります。
当たり障りのない、表面的な情報というより、CPA改善の為の施策などのリスティング広告を運用するために必要な実践的な情報を得ることが可能です。
また、リスティング広告の運用手順などを「資料」としてダウンロードすることも可能になっています。
リスティング広告運用を勉強するのは必ずチェックが必要なサイトなので、是非見てみましょう。
WEB担当者Forum
WEB担当者Forumはインプレスグループが運営するメディアサイトで、WEBマーケティングに関する情報が高頻度で更新されています。
リスティング広告広告はもちろん、SEOやアクセス解析などのノウハウを公開していて、WEBマーケティング界隈では必見と言われている程の大手サイト。
また、ネット上にはとどまらず、リスティング広告運用者などのWEBマーケッターが交流できるオフ会なども提供していて、リアル世界での情報広告なども行われています。
ferret
ferretは30万人の会員数を誇る、WEBマーケティング情報サイトです。基礎知識はもちろん、最新のWEBマーケティング情報が分かりやすくまとめられて発信されています。
このサイトでオススメな点は、無料の講座が用意されている点です。
例えば、リスティング広告基礎(全6回)という記事が用意されていて、その記事を読むことでリスティング広告の概要や、出稿する手順まで理解する事もできます。
その他にも、SEO、SNS、アクセス解析などの講座も用意されていて、WEBマーケティングを全体的に学ぶことも可能です。
無料会員登録をすることによって、説明資料などもダウンロードする事ができ、社内の会議等にも利用することができます。
リスティング広告運用を勉強するとしたら、最もおすすめできるサイトの一つと言えるでしょう。
リスティング広告運用の勉強におすすめ3冊の本
ここまで、リスティング広告運用を勉強する方法として、「業務から学ぶ」「サイトから学ぶ」を紹介してきました。
上記の方法はもちろん、リスティング広告運用を学ぶには必要な事ですが、もっと具体的に分かりやすく勉強したいという方には本を読む事をおすすめします。
書籍では、より詳しい運用方法などが分かりやすく解説されていて、リスティング広告についてより理解を深めることができます。
今回紹介するオススメの本は3つです!
・いちばんやさしい
・成功の法則
・打ち手
いちばんやさしい[新版]リスティング広告の教本
この本は、リスティング広告の基礎を身に着けたい方にオススメの本です。
リスティング広告は語ろうとすれば語りつくせないほど複雑さを秘めていますが、初心者が全体像を理解するには最もオススメできる本と言えるでしょう。
アカウントの設定方法なども画像を使用して説明しているので、初心者にも分かりやすい内容となっています。
また、内容の全面見直しというのが定期的に行われているので内容が最新のものにアップデートされているので最新情報を勉強することができます。
新版 リスティング広告 成功の法則
リスティング広告コンサルティング会社の大手、アナグラム株式会社を運営する「阿部圭司さん」が著者の本になります。
アナグラムといえば、リスティング業界では大手の会社であり、実績のある会社と言えるでしょう。
本の内容としては、具体的な施策や、改善方法についても詳しく説明されていて、初心者~中級者ぐらいの内容になっています。
その反面、「何のためのリスティング広告なのか」という事に焦点を置き、小手先だけのテクニックだけでなく、「ビジネスそのものの成功とは何かを考えるべき」という立場で解説しています。
ネット広告運用“打ち手”大全 成果にこだわるマーケ&販促 最強の戦略102
リスティング広告を運用する上で使用するテクニックや、技術を詳しく説明している本です。
「リスティング広告の概要は理解しているのだけれど、実際の施策をどう打てばいいか分からない、、」
「運用テクニックが知りたい。」
そんな方にはオススメできる内容になっています。
リスティング広告を運用していたら必ず耳にするであろう「機械学習」とい言葉がありますね。
こちらの本では「機械学習」についても概要や実際の活用方法などにも言及していて、他の本では解説されていないような詳しい部分まで解説されています。
ネット広告運用“打ち手”大全 成果にこだわるマーケ&販促 最強の戦略102
まとめ:リスティング広告運用の勉強方法は3つ
以上がリスティング広告運用で勉強する3つの方法でした。
リスティング広告の運用者は日々、アカウントの運用、サイトや本で情報収集の繰り返しのループです。
それを繰り返し、経験を積むことで、スキルが上がっていき、成果を出すことができるようになっていきます。
最後に本記事の内容をまとめておきますね。
リスティング広告運用を業務で勉強する3つの方法
・アカウントの変更履歴を記録する
・他のアカウントを見る
・仮説思考を習慣化する
リスティング広告運用の勉強におすすめの3つのサイト
リスティング広告運用の勉強におすすめ3冊の本
今回は以上になります。