今回はこのような疑問を解決していきます。
この記事の内容
・ウェブ解析士の難易度について
・ウェブ解析士に合格するための勉強方法
・ウェブ解析士を受けて良かったこと
webマーケティング界隈では何個かの資格や検定が存在しますが、
その中でもウェブ解析士は知名度がある資格と言えます。
気になるウェブ解析士の難易度ですが、結論から言うと、
合格率69%です。
このことから、そこまでの難易度では無いことが分かります。
しかし、Web業界は進化が早いため、年々ウェブ解析士の難易度は上がっていると言われています。
しっかり勉強しないとWeb業界の人でも普通に落ちます。
もくじ
ウェブ解析士とは
ウェブ解析士とは、ウェブ解析のエキスパートになるための資格です。
ウェブ解析士の取得には、解析の能力だけではなく、WebマーケティングやWeb以外のマーケティング全体の知識も必要になります。
そして、ウェブ解析士には下記3種類の資格が存在します。
ウェブ解析士の種類
・ウェブ解析士
・上級ウェブ解析士
・ウェブ解析士マスター
一般的にウェブ解析士と呼ばれているのは「ウェブ解析士」であり、その上に上級ウェブ解析士、ウェブ解析士マスターが存在します。
今回は「ウェブ解析士」の難易度や勉強方法を紹介していきます。
>>【転職が有利に】Webマーケティングへの転職に活かせる資格【8選】
ウェブ解析士の難易度
それでは、実際にウェブ解析士の難易度について解説していきます。
ずばりいうと、正直簡単でした。
公式テキストを持ち込みOKという点と、4択のマーク方式なのでそこまで難しくないです。
ただし、勉強は必須であると感じました。
知り合いは正直舐めていて、勉強せずに受けたら落ちていましたので、、
ウェブ解析士の難易度について下記の3つの視点から考えていきましょう。
ウェブ解析士の難易度①:資格試験内容
ウェブ解析士の試験内容について紹介します。
ウェブ解析士の試験内容
試験時間:60分
問題数:60分
出題形式:4択
合格ライン:70%以上
合格後に課題レポート課題有り
試験時間が60分に対し問題数が60分です。
つまり、1分で1問回答するペースで進めなくてはいけません。
ウェブ解析士の試験問題には計算問題も出題されるので、想像よりも速いペースで解答していく必要があります。
そのため、公式テキストを持ち込み可能とはいえ、分からないものがでてきて調べてなんてことを繰り返していたら、間違いなく時間が足りなくなると思います。
そして、ウェブ解析士には試験合格後にGoogleアナリティクスの解析レポートを提出する必要があります。
ウェブ解析士の難易度②:試験の難易度
実際の難易度ですが、Webマーケティング関係の仕事をしている人であれば、よく目にする言葉ばかり出てくるので、そんなに難しくは無いと思います。
Web未経験の場合でもそこまで複雑な計算問題や単語が出題されるわけではないので、そこまで難易度は高いとは言えないと思いました。
ただ、単語の意味を覚えていないといけないのと、基本的な計算方程式を覚える必要があるので、やはり勉強は必要でしょう。
そして、ウェブ解析士の課題レポートについてですが、公式サイトに作成方法が細かく掲載されてるで、ウェブ解析士の試験に合格できる能力があれば簡単です。
ウェブ解析士の課題レポートの作成方法のページを載せておきます。
ウェブ解析士の難易度③:必要な勉強時間
ウェブ解析士を取得するにあたって、必要な勉強時間についてお話しします。
勉強方法には下記で詳しく解説していますが、基本的には問題集を解いて解説を読み、それでも分からないところは公式テキストを読むという感じです。
ウェブ解析士公式ホームページでは下記のように記載があり、やはりこのぐらいの勉強時間は必要なのかなと思います。
ウェブ業界経験者:1か月~1か月半(学習時間:15〜25時間)
ウェブ業界未経験者:2か月~3か月(学習時間:25~40時間)
ウェブ解析士の勉強方法
次はウェブ解析士に合格するための勉強方法を解説していきます。
勉強するにあたって、下記のテキストは必須なのでお金はかかりますが、ウェブ解析士の合格を目指すのであれば購入しておいた方が良いです。
購入すべき教科書
・ウェブ解析士認定試験公式テキスト2020
・ ウェブ解析士認定試験2020問題集
基本的には下記の手順で勉強するのが最も効率が良いと考えます。
step
1問題集を解く
step
2答え、解説を見る
step
3分からないところは公式テキストで確認する
ここでやってはいけないことは、公式テキストを読み終わってから、問題集にとりかかることです。
というのも、公式テキストはかなりの分厚さで読み終えるには時間がかかってしまいます。
さらに覚える必要が無い部分もあるので、ウェブ解析士に合格するという目的に焦点をあてた場合は不必要です。
問題集には解説がついていて、そこを読みつつどんどん進めましょう。
そして、上記で紹介した手順で問題集は3周することをおすすめします。
3周すればかなりの確率で合格するのではないでしょうか?
ウェブ解析士を受けて良かったこと
ここまではウェブ解析士の難易度や勉強方法について解説していきました。
最後に、僕がウェブ解析士を受けてよかったなと思った点についてお話しします。
それは下記の3つです。
ウェブ解析士を受けて良かったこと
・資格が手に入る
・体系的な知識を得られる
・勉強するモチベーションを保てる
良かったこと①:資格が手に入る
まず、第一に挙げられるのは「資格」を得られる事でしょう。
資格を持つことで、ウェブ解析士のスペシャリストということをアピールすることができ、仕事でも相手に安心感や信頼を与えることが可能です。
また、転職や就職する際にもアピールすることができます。
「いや、ウェブ解析士とか取っても意味ないでしょう」
という方もいることは事実です。
確かにWebマーケティングという仕事は資格が無くても仕事ができます。
しかし、同じ能力の人間が存在して、それぞれ無資格者と有資格者だった場合、どちらの方が信頼感があるか考えた場合、明らかに「有資格者」です。
良かったこと②:体系的な知識を得られる
ウェブ解析士を取得することで、データの解析だけでなく、Webマーケティングに必要な全般的な知識を得ることができます。
例えば、マーケティングの際に効果的なフレームワークや、SNS、ブログ、リスティング広告などを改善するための方法などです。
実務でも活用できるような、わりと実践的な知識を学ぶことができます。
経験者でも、「なんとなくわかってるけど詳しくは説明できない」という部分を理解することができるでしょう。
>>【初心者】Webマーケティングのスキルは必須4つ+応用5つ【取得方法は4個】
良かったこと③:勉強するモチベーションを保てる
そして最後は、勉強するモチベーションを維持できることです。
勉強って基本的に面倒くさいものだと思います。
ただ、資格取得という目標がある以上、嫌でも勉強します。
中々勉強が進まないなと感じている人ならば、資格取得を目標にして勉強するとモチベーションを保つことができるのでおすすめです。
>>【最効率的】Webマーケティングの独学方法は【ブログ運営一択です】
まとめ:ウェブ解析士の難易度は「低~中」
実際に僕がウェブ解析士を受けて感じた難易度は「低~中」くらいかなと思います。
試験内容に関しては、しっかりと問題集を解いていれば問題なく、課題レポートは作成手順通りに作成すればOKです。
Webマーケティングの資格の中では知名度も高く、転職する際にもアピールできる資格なのでウェブ解析士の取得はアリだと思います。
以上になります。
未経験でも転職やキャリアップに役立つ、ウェブ解析士以外のWebマーケティングの資格はこちらで紹介しています。