今回はこのような疑問を解決していきます。
この記事の内容
・リスティング広告のインプレッションとは?
・リスティング広告のインプレッションの増やし方
・リスティング広告の無駄なインプレッションを無くす方法
この記事を読めばリスティング広告において、成果の出るインプレッションの増やし方を理解する事ができます。
リスティング広告のインプレッションとは
リスティング広告におけるインプレッショとは何かを説明していきます。
「それはもう分かってるよ!」
という方はこの部分は読み飛ばしてOKです。
インプレッションはリスティング広告の成果指標として、ピックアップされます。
インプレッションとは、広告の表示回数を意味します。
広告が1回表示されたら、インプレッション数は1になります。
インプレッションは下記のように言い換えられる事もあるので覚えておきましょう。
・表示回数
・imp
・imps
続いて、リスティング広告のインプレッションの増やし方を説明していきます。
リスティング広告で成果が出るインプレッションの増やし方
まず初めに、リスティング広告における正しいインプレッションの増やし方を説明します。
何度も言いますが、インプレッションをただ増やすだけでは、広告の成果が悪化する可能性が高いです。
単刀直入に言うと、リスティング広告の正しいインプレッションの増やし方は、「初めは広く配信し、良いところに絞る」が正解です。
つまり、最初はユーザー層を広めに配信し、運用していく中で無駄なインプレッションを削っていき、成果の良いキーワードやユーザー層に絞っていくとうことです。
- 広告を広く配信
- 無駄なインプレッションを削る
上記の2ステップを踏むことで、リスティング広告で最大限に成果を出すことができます。
最初から狭く配信してしまうと、成果の良い部分を見極めることすら出来ず、結果的に広告で成果を出せなくなってしまいます。
そのために、インプレッションが少なくて困っているとしたらまずはインプレッションを増やす必要があります。
それでは、リスティング広告でインプレッションを増やす方法を解説していきます。
リスティング広告のインプレッションの4つの増やし方
リスティング広告のインプレッションの増やし方を解説していきます。
インプレッション数を正しく増やすことは、クリック数を増加させ、結果としてCV数増加に繋がる重要な施策です。
紹介する方法を実践して、インプレッションの増加を目指しましょう。
リスティング広告運用でインプレッションを増やす方法は下記の4つです。
- 広告予算を増やす
- クリック単価を上げる
- 登録キーワード数を増やす
- キーワードのマッチタイプを見直すそれでは順番に説明していきます。
広告予算を増やす
GoogleやYahooなどのリスティング広告では、1日いくら広告費として使用するかという、日予算を設定して広告を配信します。
日予算に消化コストが到達すると、広告配信が抑制or停止されてしまいます。
そのため、日予算が1日の早いうちに消化され、広告配信されていない時間帯が発生する可能性があります。
インプレッションが少ない場合は、広告が配信されていない時間帯は無いか、確認してみましょう。
もし、広告配信がされていない場合は、日予算を増額することでインプレッションを増やすことができます。
クリック単価を上げる
キーワードのクリック単価を上げることで、インプレッションを増やすことが可能です。
まず初めに、広告管理画面でキーワードのインプレッションシェアという欄を確認しましょう。
インプレッションシェアとは、ユーザーの検索した母数に対してあなたの広告が表示されている割合を指します。
例えば、東京 アパート と検索された回数が、1000回あって、インプレッションシェアが20%だった場合は、200回あなたの広告が表示されていることになります。
インプレッションシェアが低い場合は、キーワードの入札単価を上げることで、インプレッションの増加を期待できます。
登録キーワード数を増やす
登録するキーワードを新しく追加してみましょう。
新たなキーワードを登録することで、新たな検索キーワードに対して広告を表示されるようになります。
キーワードのマッチタイプを見直す
キーワードのマッチタイプを見直すことでインプレッションを増加させることが可能です。
完全一致で登録しているキーワードをフレーズ一致や部分一致に変更する事によって、キーワードの入札機会は増え、インプレッションは増加します。
ただし、マッチタイプの変更は、無駄なコストを発生させる可能性もあるので注意が必要です。
例えば、「不動産」を部分一致で登録した場合は、下記のような検索キーワードにも広告が配信されてしまします。
例
・不動産 東京
・不動産 埼玉
・不動産 賃貸
・賃貸 アパート
このように、検索意図が異なるキーワードにも広告が配信されてしまう可能性もあるので、
インプレッションが増加することは間違いないですが、無駄なコストを発生させないように対策を行う必要があります。
無駄なインプレッション増加はNG
ここまで、リスティング広告でインプレッションの増やす方法を説明してきました。
少し触れましたが、無駄なインプレッションを増やしてしまっては、広告の成果を下げかねません。
そこで次は、無駄なインプレッションを無くす方法を説明していきます。
この作業を怠ると、「インプレッションは増えたけど、広告の成果が良くない、、、」
なんて状況になってしまうので、必ず確認しましょう。
リスティング広告の無駄なインプレッションを無くす方法
次は、リスティング広告で無駄なインプレッションを無くす方法をご説明します。
リスティング広告で成果を出せるインプレッションの増やし方のおさらいですが、
- 広告を広く配信
- 無駄なインプレッションを削る
この手順で、インプレッションを増やしながら成果を出すことができるようになります。
無駄なインプレッションはリスティング広告の成果を下げてしまうことになるので、積極的に抑えていきましょう。
リスティング広告で無駄なインプレッションを無くす方法は下記5つです。
- 成果の悪いキーワードを見つける
- 除外キーワードを登録する
- キーワードのマッチタイプを変更する
- ユーザー属性を絞る
- 配信時間・曜日を絞る
それでは、リスティング広告の無駄なインプレッションを削っていく方法を説明していきます。
成果の悪いキーワードを見つける
1ヶ月や1週間など期間を絞り、コストを消化しているにもかかわらず、コンバージョンを獲得できていないキーワードを見つけましょう。
成果につながらないキーワードは、リスティング広告全体の成果悪化に繋がります。
定期的にキーワードを確認して、そのキーワードの停止作業を行いましょう。
除外キーワードを登録する
広告配信をすると、商材とは関係のない検索キーワードから広告に流入してきている場合があります。
例えば、下記のような場合、男性用シャンプーを販売しているにも関わらず、女性用シャンプーと検索された場合も広告が配信されてしまいます。
例
商材:「男性用 シャンプー」
登録キーワード:「シャンプー」
マッチタイプ:「部分一致」
検索キーワード:「女性用 シャンプー」
この場合は、「女性用」もしくは「女性用 シャンプー」を除外キーワードに設定すると良いです。
定期的に、検索キーワードを確認し、関係のないキーワードは除外キーワードに登録しましょう。
キーワードのマッチタイプを変更する
月間検索ボリュームが多いキーワードを部分一致などで登録した場合には注意が必要です。
先程のように「シャンプー」というキーワードは多くの人が検索することが考えられます。
シャンプーの部分一致には、リンスやコンディショナーと検索にも広告が配信される可能性があります。
シャンプーを販売していて、無駄なインプレッションがあまりにも増えてきたなと感じた場合は、「シャンプー」を絞り込み部分一致や、フレーズ一致、完全一致、にマッチタイプを変更してみましょう。
ユーザー属性を絞る
Google広告では、属性別に成果を確認することが可能です。
ユーザー属性
・性別
・年齢
・年収
・子供の有無
属性別で成果を確認し、あまりに成果が悪い属性がある場合は、停止検討を行いましょう。
そうすることで、さらに成果の良いユーザーに広告を配信することができます。
配信時間・曜日を絞る
Google広告では、曜日や時間別に成果を確認することも可能です。
扱う商材にもよりますが、土日に成果が良くなる商材や、平日のが成果が良くなる商材もあるでしょう。
配信時間や曜日でも成果を確認し、成果に結びついていない場合や結びつきそうにない場合は、広告の配信停止検討を行いましょう。
まとめ:リスティング広告のインプレッションは正しく増やそう
以上がリスティング広告でインプレッションを増やし、成果を出す方法になります。
大切なのは、広く配信し、絞っていくという順序です。
インプレッションを増やす方法は簡単ですが、成果を出すためには無駄なインプレッションを抑える必要があります。
今回紹介したインプレッションを増やす方法と無駄を抑える方法を実践すれば、今よりもリスティング広告の成果を挙げられると思います。
以上になります。